あなたは、1996年に発売され、多くの成功者のバイブルとなっている、大人気の書籍をご存知ですか?
それは、スティーブン・コヴィー著「7つの習慣」ですね!
メルマガでこれをご紹介をしたところ
「読みやすく、スッと頭に入った」
「わかりやすい説明で面白かった」
「身近な話題と絡めて印象に残る」
などの、沢山のお褒めを頂きました。
そこで、本日は、第1の習慣から第7の習慣まで全部を、私の独自の視点からの解釈ですが、一気にその内容をご紹介いたします。
■第1の習慣 主体性を発揮する
主体性を発揮するとは、人に言われたからするのではなく、自分で考えて行動することですね。
場末の居酒屋で
「本当ならば○○になるはずだったのに
○○のせいでこんなに落ちぶれた・・・」
なんて愚痴っている人見たことあるでしょ?
人は自己防衛の手段として
「自分に非が無い事にして安心」
するのですよね。
でも、これでは先に進まないから、思い出すのも辛いし苦しいけど、失敗の原因を、自分のレベルの低さ、自分の責任だと、強く自覚することをまず行ってみましょう。
その後は、今後自分が行う行動を、自己責任と自覚し、自分で考えて行動するようにしていきましょう!
■第2の習慣 目的を持って始める
これは、自分がどうなりたいか、どのような姿をゴールとするかを、あらかじめ思い描いてから、物事を始める事です。
やるべきことが決まったら、自分の生活ので「何を中心にする」か、自覚をもって考え、自己責任で実行しましょう。
それが自分の中の原則になりますので、自分が最も大切にしたい価値観をいくつか挙げて、それを文章化し、親しい志の同じ仲間と共有しましょう。
私の場合、家族と仲良く暮らすことが、一番の価値観なので、犠牲にできないです。
そしてさらには、自分の価値観を実現するために、毎日何をすべきかを考え、行動リストを作って仲間と共有しましょう。
■第3の習慣 重要事項を優先する
毎日行うことを無計画に実行しては、時間が足りなくなりますね。
そこで優先順位を決めるのですが、以下の4パターンがあります。
①緊急で重要
②緊急でないが重要
③緊急だが重要でもない
④緊急でないし重要でない
さて、それではどれを優先するべき?
答えは②です。
①だと思う方が多いですが、これにばかりとらわれると、将来にかかわる、ビジネスの準備等、他にも大切なことができなくなります。
また、ストレスも大きくかかりますね。
それでは、こういう時どうするか?
答えは、アウトソースするのです。
アウトソース??
簡単に言うと、人に任せるのです。
家族がいる方は、健康保険や国民年金を、期日までに収めるという緊急で重要な、タスク(やるべきこと)がありますが、嫁ちゃんや子供に頼むのがアウトソースです。
「コンビニで好きな物買ってね」と言って
500円渡せば、喜んで行ってくれますよ(笑)
③、④も極力人に頼み、あなたは②だけに、毎日注力するようにすべきなのです!
■第4の習慣 Win-Winを考える
ビジネスの世界では、自分さえ良ければいい、という考えではうまく行きません。
もしも、Win-Winにならないと、直感的に感じたならば、ビジネスは成り立たないと思って、その案件からは手を引きましょう。
相場の世界は、ゼロサムと言われ、誰かがものすごく儲けている反面、沢山の損をしている人がいます。
誰かだけが得をするというビジネスは、アカンですね。
だからと言って、成功者を羨んだり、「うまいことやりやがって」などど妬むのではなく、その方の努力を尊敬し、心から喜ぶことができる、豊かな気持ちを持つことが大切です。
ではどうやってその習慣を手に入れるの?
一番肝心なのは「ポジティブに考える事」
これが最も重要になります。
残念ながら、ほとんどの方はこれができず、多少の困難も悲観的にとらえてしまうのです。
更に、以前ご紹介した第1~第3の習慣、これができていることも必要です。
ここで、ふたたび、ざっと振り返ってみましょう。
■第1の習慣 主体性を発揮する
自分が行う行動を自己責任と自覚して
自分で考えて行動する。
■第2の習慣 目的を持って始める
自分の価値観を実現するために
毎日何をすべきかを考え
行動リストを作って仲間と共有する。
■第3の習慣 重要事項を優先する
極力人に頼み、あなたは
緊急でないが重要な事だけに
毎日注力するようにする。
第4の習慣まで来ましたが
あなたは実践できそうですか?
ご心配なく!
誰でも最初はぎこちなく、なかなか実践が難しいものです。
ところが、これらの習慣を、毎日の生活の中で意識しているだけで、今までとは行動が変わっていることに、あなたは気づかれると思います。
■第5の習慣 理解してから理解される
第4の習慣でWin-Winでなければ、ビジネスを進めるべきではないことが理解できたと思いますが、具体的なやり方がわかりませんよね?
まずはビジネスの相手を理解することです。
あなたが、ターゲットとしている方は、どんなことに悩んでおり、いつまでに、どうしたいのか、どんなことが好きなのか、などを知る必要があります。
だからと言って、質問攻めにするのは尋問のようで、相手との信頼関係を構築する事が、きわめて困難になってしまいます。
ここで傾聴のスキルを使います。
相手の話を聴く場合には、色々なスタイルがありますね。
聞くふりをしてスマホをいじっていたり、自分が聞きたい話しか聞かないとか、話しているのに無視したり、親身にじっくり聞いたりもしますね。
ところが、上記のスタイルでは、相手を深く理解できないのです。
相手を理解するためには、相手の話に感情移入して聞くことが、とても大切になるのです。
また、アドバイスを行う場合は、相手を理解してから、相手の状況に応じて行うようにしましょう。
相手は、あなたとは、育った環境や、これまでの経験が、全く違うのですから、間違っても、自分の成功体験を相手に押し付けるのは止めましょう。
■第6の習慣 相乗効果を発揮する
ビジネスのターゲットとの信頼関係が、バッチリと築けたなら、次のステップは、シナジーを発揮させましょう。
1+1=∞(無限大)
と言われるのはご存知だと思います。
一人ではできることに限界がありますが、他の方の協力を得る事で
無限の相乗効果を発揮できるのです!
結婚されている方はおわかり頂けますが、自分のパートナーである、妻や夫に対して、妥協点(許せる範囲)を探している状態では、健全な夫婦関係とは言えませんね(笑)
価値観を尊重し認め合って、それを基にして、新たな価値観を創造することが必要です!
では、どうやってそれを実現するのでしょうか?
第1の習慣~第3の習慣(個人的成功習慣)ができているだけではなく、第4の習慣~第5の習慣(社会的な成功習慣)を身につけていることが必要なのです。
シナジー(相乗効果)を発揮するためには、コミュニケーションの深さが大切です。
コミュニケーションには以下の3種類あります。
1.防衛的(自分が損をせず、逃げ道を探す)
2.尊敬的(妥協して解決)
3.相乗効果的(協力して大きな成果を出す)
3.の相乗効果的コミュニケーションが、お互いにできることが必要です。
まずは、身近なパートナーと3.を試してみては如何でしょうか?
誰ですか?まだラポール(信頼関係)すら構築できていないとおっしゃる方は(笑)
さあ!いよいよ最後の習慣のご紹介です。
■第7の習慣 刃を研ぐ
今までご紹介した第6までの習慣を、既に身につけていらっしゃるあなたは、もう成功者への階段の上の方にいるはずです。
あとはさらに自分の能力を磨き続けて、努力を怠らずに実践するだけです。
賢明なアナタは既にお気づきと思いますが、刃を磨くとは自己投資の事ですが、勉強することだけではありませんよ!
自分にある4つの側面について常にメンテナンスを行い、新しいものに変えて行きましょう!
1.肉体面
これは、定期的な「運動」やバランスの取れた「食生活」そして最も重要で忘れがちな「休息」を忘れずに行う事です。
私の場合は、オーガニック食品やマヌカハニーなどの健康食品で、自分の健康への自己投資を行っております。
2.社会・情緒面
これは精神の健全さ、共感、奉仕、そして良好な友人関係構築を、忘れずに行い続ける事です。
お子さんがいる方なら、学校のPTA等の活動に、積極的に参加すると、感謝されて能力を高められて、一石二鳥以上の効果があります!
3.精神面
これは、勉強したり、神社にお参りしたり、過去の失敗を自己責任ととらえて反省したりと、自分自身の価値を高め続ける事です。
神社が身近にある方は、節目でご祈祷を行っていただき、ビジネスの発展をお願いするのが、とても良いと思います。
私は大晦日に伏見稲荷大社でご祈祷頂き、大きな力を授かることができました。
4.知性面
将来のビジョンを描き、明確な成長目標を刷新することを継続して行っていくことです。
目標は掲げたままにしておいても、達成できなければ意味が無いので、どんどん状況に応じて
刷新していきましょうね!
さて、第1の習慣から第7まで、私の解釈ではありますが、その概要をお伝えしましたので
あとはあなたがそれを実践し、素晴らしい結果を出してくれると嬉しいです。
2019年3月17日加筆
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