あなたは、ご自身の商品やサービスを、インターネットで紹介する場合に、LP(ランディングページ)と呼ばれる、商品紹介ページを作っていますか?
このLPの中で最も重要なものは、セールスレターとなる「コピー」なのです。
文章を書くことが苦手だと思うアナタも、気にせずに、数多く書く練習を重ねていけば、そのうちに苦手意識は無くなります。
では、今回平均20分という短時間でも、セールスレターを学べるコツをお伝えします。
顧客目線に立つ
セールスレターを書く時に、一番大切な気持ちは、お客様の目線に立つことなのです。
逆の立場で考えてください。
あなたが何かの商品やサービスを、買おうか迷っている時、どんな内容の文章が決め手になりますか?
もしあなたが、コンビニ等で「思わず買ってしまった」商品があったら、その理由を深く探って下さい。
おそらくあなたの気持ちに寄り添った、共感できるコピーに引かれたのだと思います。
目的を決める
あなたがセールスコピーを作る目的は何ですか?
例えば売りたい商品やサービスがあれば、その中の一つに絞って、セールスコピーを作りましょう。
一つに絞る理由としては、コンビニの棚のように、あらゆる商品を紹介してしまうと、それぞれの商品が目立たなくなるからです。
解決したい問題をハッキリさせる
あなたが提供する商品・サービスがを使う事によって、お客さまのどのような問題を解決できるのかを考えます。
この場合あなたが思うのではなく、お客様の目線で 考えていきます。
つまり、あなたが購入者だったら、どのような問題を解決してくれたら、嬉しくなるかを考えていくのです。
さらに、お客様のお悩みを解決することが、あなたの商品やサービスで実現できなければ、意味がありません。
ターゲットを絞る
あなたの商品やサービスは、どのような人が使うと、嬉しくなりますか?
このあなたの最高のお客様は「ペルソナ」とも呼ばれて、より詳細にキャラクターの設定を行ったほうが、良いコピーが書けるのです。
例えば50代などとおおざっぱではなく、56歳の女性で、地方都市に住んでいる、家族は夫との2人暮らし、子供は2人、趣味は詩やブログを書く事などと、より具体的にイメージすると良いです。
イメージするのが難しい時には、実在の人物をイメージしても構いません。
ただし、あまりにも個人を特定できるようなキャラクター設定は、情報セキュリティ上お勧めしません。
暗い未来
お客様を脅かすわけではないですが、もし今のままの生活を続けていたら、どんな良くない事が起こるのかを、お客様に解って頂く事で、早くの購入を促す方法があります。
騙しているようで、抵抗を持たれる方も多いですが、あなたがこの商品やサービスを勧めた結果、得られる明るい未来があるのですから、それを選ばないのは、お客様にとってはデメリットになります。
従って自信をもって、買わない未来への不安を、「ぐさり」とえぐって差し上げましょう。
商品の紹介
あなたの商品やサービスを、お客様に知って頂くために、購入して頂くと、どのようなメリットがあるのかをお伝えします。
ニキビ治療クリームの場合、背中のニキビや吹き出物が、1週間以内に90%以上の方が目立たなくなった、などのデータを根拠としてあげて、お客様に商品の良さをアピールします。
ただしその際には、難しい用語は使わずに、「アンケートによる満足度98%」など、解りやすい表現を使い、有効成分などは、コピーとは別に小さく記載します。
得られる理想の未来
こちらは明るい未来で、あなたの商品やサービスを購入した後に、どのような素晴らしい未来があるのかを、具体的にイメージするように書いていきます。
例をあげると、背中のニキビや吹き出物を治すクリームを使った結果、ニキビが治るだけではなく、今まで恥ずかしくて着れなかった「ビキニの水着を着れるように」なり、「彼との夏の旅行」が楽しみになり、「彼氏と結婚」できるかもしれないのです。
つまり最終目的の「彼氏との結婚」の理想を実現するために、ニキビ治療クリームをお買い上げいただくように、イメージしてもらうのです。
なぜここで、今これを買うべきか
色々な商品やサービスがありますが、なぜお客様は、ご紹介したページを経由して、今すぐに買うべきなのかを、以下の点に掘り下げて、書いていきます。
・この商品を買った方が良い理由
・買うべき理由
・今すぐ買うべき理由
・このページから買う理由
LPを作った事があるかたなら、お解りいただけると思いますが、以下項目を解説します。
・この商品を買った方が良い理由
については、ベネフィット、つまり得られる明るい理想の未来を書いていきます。
・買うべき理由
これは、買わない事のデメリットを、買った際のメリットを際立たせます。
・今すぐ買うべき理由
こちらは、期間・数量限定の商品の場合、再発売しない可能性をほのめかせて、即購入を促します。
スタンスはあくまでも「お客様にとっての機会損失」を訴えて、決して煽らないようにしましょう。
・このページから買う理由
このページから購入して頂くと、特別なプレゼントが当たる、またはクーポン、ポイントがもらえるなどの、「おまけ」などを用意しておくことで、他サイトからの購入を防ぐことができます。
お客さまの疑問や不安を解消する
直接会ってお話するときには、お客さまからの質問を受けられますが、ランディングページではそれができません。
従ってお客様がするであろう質問と、その答えをあらかじめ用意しておくことが、とても有効です。
以下が例です。
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高いんじゃないの?
↓
類似商品の、有効成分の割合を見ると、むしろ割安になります。
匂いが気に入らなかったら返品できる?
↓
ご満足いただけなければ、使用後であっても返金致します。
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以上、コピーライティングの、ランディングページでのセールスレターの書き方のポイントをまとめてみました。
お役に立てれば幸いです。
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