セミナー開催テンプレート
1.セミナーの名称を決める
何がどうやって実現できるか、終了後にお客様がどのような状態になっていることが理想かを考えます。
そしてセミナーのMSP、USPを決めていくのです。
例:たった半日であなたの売り上げを大きく変える集客セミナー
2.日程、参加費用を決める
告知を行うサイトに早めに載せるため、まずは日程、場所(人数)を決めます。
人数で頭を悩ませると思いますが、お勧めとしては自分が集められる人数の倍の人数が入れる会場を予約しましょう!
お客様が集まらなくて、スカスカでも構いません。
その場合には、セミナーの様子を動画に撮って、後々にコンテンツとして提供できるので、無駄になりません。
3.セミナーのバックエンドの申込書を作る。
できるならば、フロントセミナーの開催のタイミングで、バックエンド商品ができていると良いですが、そうでなくても少なくともご予約、あるいは申込書を既に作っておき、注文を取ってから商品を作っても構いません。
※その場合には、ご提供可能な予定日程を、必ずお伝えする必要があります。
4.セミナーの中身を決める
セミナーの別名(サブタイトル)
参加しやすくするため、セミナー名称とは別の、親しみやすいタイトルを付ける。
例:
セミナー名称:Twitter×note絶対攻略セミナー
別名:あなたにもできる!2ヶ月でフォロワー数を2,000名獲得し、収益化につなげる秘訣を公開します。
セミナーの概要
・セミナーの目的
セミナーの目的を明確にします。
例:このセミナーにご参加いただくと、今までフォロワー様が100名以下のあなたでも、フォロワー様2,000人を目指せます!
・お客様への問いかけ
お客様に、問題を投げかけて、気づきを与えます。
例:インフルエンサーになるには、美貌や華やかな経歴が必要だと思っていませんか?
・解決する方法
解決方法をお伝えします。
例:今まで通りに、あなたの好きなことや、気がついたことを、あなたの言葉でつぶやけば良いのです!
・セミナーで手に入る物
得られるものを明確にします。
例:このセミナーに参加し、2ヶ月でフォロワー様を2,000人にしたノウハウを手に入れ、私と一緒に、インフルエンサーとして、SNSで収益化してみませんか?
セミナーの細かな設計
ここでは、チラシやパンフレット、資料などにしっかりと書く、セミナーの詳細について設計します。
◆問題を投げかける
ここでは、あなたがお客様に、問題提起して、認識を変えて頂きます。
例:フォロワー様を増やそうと、内容の薄い企画で、相互フォローをしている方が多いですが、それは間違っています。
理由として、フォロワー数ばかり増やしても、ビジネスには繋がらず、むしろアンチなフォロワーを増やし、炎上等の危険が多くなってしまうからです。
◆解決策の提示
ここで、お客様に解決策を示して、「なるほど!」と共感して頂きます。
例:では、どのようにフォロワー様を増やすのでしょうか、それには、あなたの投稿に共感してもらい、家族や友達のような感覚を持っていただくという「疑似家族化」という方法があるのです。
実際には、血縁関係もなく、むしろ実際には会った事もないのに、自分の家族のように、また親しい友達のように、たわいもない話ができる仲間を作りたくはないですか?
◆理想の未来を見せる
ここではセミナーに参加した後、参加者に起こる素敵な事を、あらかじめ想像して頂く事で、期待値を高めます。
例:このセミナーに参加して頂ければ、少なくとも参加者同士で相互にフォローしたり、実際にお話をして信頼関係を築くこともできますので、あなたの家族や友達以上の関係を作るチャンスになるのです。
◆参加しやすくさせる
ここでは参加しようか迷われている方に、難しくない事をアピールします。
例:Twitterは専門用語や作法が難しく、炎上することもあるので、難しいと避けていたアナタへ朗報です。
参加者限定で、これだけを守れば炎上しない方法、アンチからの心無いコメントに対応する方法などをまとめた小冊子をプレゼントいたしますので、全くのTwitter初心者でも安心です!
◆TO MEメッセージ
この項目では、こんな人におすすめというメッセージを作ります。
例:この中でひとつでも当てはまれば参加してください!
・Twitterで集客してみたいがやり方が解らない
・炎上やアンチが心配
・Twitterの専門用語がわからない
・コメントのつけ方がわからない
・一日にいくつ投稿するのが良いのか、わからない
・どんな投稿をするべきかがわからない
・Twitterで集客等、ビジネスに使いたい
◆講師の紹介
自己評価ではなく、他人からの視点で、講師のプロフィールを書きます。
例:
講師:ゆいまーる(ITビジネスコンサルタント)
2016年10月からネットビジネスに取り組み、2017年06月11日からメルマガを発行し現在創刊535号となる。
職歴:
・株式会社CSK OAシステム事業部
システムエンジニア、プロジェクトマネージャー
・某大手出版社グループのIT関連会社
技士補として、編集システム、部数会議用資料作成システムを構築
・某大手コンピュータ関連会社
官公庁PC導入プロジェクトサポート、通信会社サーバー運用管理
・某米国資本のソフトウエア会社
テクニカルサポートマネージャー、テクニカルアカウントマネージャー
・グローリー株式会社
海外営業部、GCANセンター、生産管理部
セミナー受講履歴
■PPT(パーフェクトトレーナートレーニング)VIPクラス修了
■星渉先生のMTU VIPクラス修了
■集客マーケティング実践講座修了
集客実績3位入賞
■タイ・プーケット島でのOGL(Origin Of Great Leader)修了
◆セミナーの効果
セミナー受講後に手に入るスキル、ノウハウなどを説明します。
例:単なるSNS運用ではなく、コアなお客様を作る方法、収益化する方法、集客に困らない方法が手に入ります。
◆主催者のメッセージ
ここでは講師以外が主催者となる場合に、主催者がなぜこのセミナーを企画したかなど、以下の点について、感情のこもったレターを書きます。
・なぜ行っているのか
・なぜあなたに来てほしいのか
・参加しやすくする説明をする
・主催者と講師はあなたと会えることが楽しみである
◆セミナーのルール
ここでは、キャンセル規定や代理出席の可否、遅刻の対応について、また途中退席が可能か、セミナー中の飲食の可否などについて明記します。
セミナー当日の流れ
当日は以下のスケジュールで行います。
1.受付(セミナー開始の10分前)
申込者のリストと来場者の照合を行います。
代理出席の人もおりますので、そのような場合、名前、電話番号、メールアドレスなどの連絡先を訊いておくことが必要です。
2.社会的コンテクストを作る
セミナーを始める前に、司会者が、会場内の空間は、安心安全な場所であると、来場者に自覚して頂くようにします。
具体的には、隣の人数人と短い自己紹介をしたり、講師のティーアップ(他人から実績などを褒める)を行います。
3.講師の登場
権威性を高めるには、オープニングテーマを流したり、スポットライトを当てたり、スモークを焚いたりして演出します。
4.講演第一部
ここでは、一気にノウハウを出し惜しみなく提供して、参加者を圧倒させます。
来場者に、どこから来たかを尋ねるなど、コミュニケーションも必要。
ただし、無駄話で時間をロスさせないように時間配分をきっちりと行います。
5.休憩
10分程度のトイレ休憩を取ります。
6.講演第二部
第二部はノウハウを語らず、以下の点について来場者の感情に訴えます。
・これからのバラ色の未来を描く。
・今までの人生で得る苦しみをえぐり出す。
7.オファー
講演の第二部の後に、バックエンド商品のオファーを行います。このオファーの前に、本日のセミナーが以上で終了であることを来場者に告げて、一旦中締めします。
そして興味のある方だけ、オファーに残って頂くようにします。
こうすることで、来場者が、売りつけられたという感情に、なりません。
8.クロージング
オファーで少しでも興味を持った方は、さらに残って、クローザーと呼ばれる、契約を締結する人が、お客様が納得して頂けるよう、慎重に契約を進めます。
9.撤収
会場内に忘れ物が無いかを確認し、綺麗にして帰ります。
特にお客様リストなどの個人情報を置き忘れると、深刻な問題になりますので、くれぐれもご注意ください。
最後に
セミナーの運営についてまとめてみましたので、ご参考になれば幸いです。
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